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混浴

こんよく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
mixed bathing
文例 · 用例
ヤパンでは男女混浴だというがほんとうかなどと聞いたりした。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
あの塩の湯の谷合に湯が湧き出して、そこに大勢男女が混浴してゐるさまなども、明るい日影の下で見るとそのまゝ面白い絵になりさうに思はれた。
田山録弥 女の温泉 青空文庫
それに、この浴室は昼間でも薄暗い穴倉のやうな場所で、三人は沈めさうもないほどの小さな浴槽に混浴であつた。
牧野信一 風流旅行 青空文庫
好く炉端にあつまる村の人達がおそろしく卑猥な冗談などを饒舌つて、混浴場ではしやぎまはつたが、私はさういふ風景は抽象的に想像する場合には多少の長閑さを連想しないこともなかつたが、実際では単に不気味に過ぎなかつた。
牧野信一 風流旅行 青空文庫
午后、宿のおかみさんに案内されて、しづかなきれいななぎの湯といふのへゆく、なるほど不便なだけしづかで、紙ぎれや綿きれがちらばつてゐない、しかしこゝもやつぱり特有の男女混浴だ、男一人(私に)女五人(二人はダルマ、二人は田舎娘、一人は宿のおかみさんだ)、ぶく/\下から湧く、透き通つて底の石が見える。
種田山頭火 旅日記 青空文庫
広い山の湯の男女の混浴は隔離した湯よりも、むしろ清浄な山川の匂いが強く肌に染み入り、互に羞らいのない心の爽かさが、また一層朝の人の眼醒めを美しくした。
横光利一 旅愁 青空文庫
猪の出たことや、この地の葱の特別の美味さや、馬橇の値の高さなど、湯の中の話を聞くともなく聞きながら、矢代は、朝の雪中の男女の混浴を俗情と見ず、こうしている人人も、健康な日のギリシアにどこか似ているなと思った。
横光利一 旅愁 青空文庫
混浴とみえて、脱衣場の円い籠には、女や男の衣類がぬぎすててあつた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
作例 · 標準
秘境にあるその温泉は、今でも昔ながらの混浴スタイルが守られている名湯だ。
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「ここは混浴だけど、湯浴み着の着用が義務付けられているから安心だよ」と教わった。
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家族全員で同じお風呂を楽しめるのが、混浴露天風呂の最大の魅力だろう。
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ウィキペディア

混浴(こんよく)とは、同じ浴場にて男女で入浴をすること。日本国内では、通常浴場は男女の性別で分かれており、混浴は原則禁止されている。例外的に男女混浴できるのは、貸切風呂や露天風呂付き客室などがある宿に限られる。日本独自の入浴習慣と思われがちだが、ドイツをはじめ、北欧・東欧諸国でも見られる。

出典: 混浴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0