表外
ひょうがい
名詞-の形容詞
標準
outside (a table, list, etc.)
文例 · 用例
あの謹嚴の室生君が、こんなに暴れ出した光景を見ようとは、私にとつても皆にとつても、荒唐無稽に近い意表外の出來事だつた。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
つまり、自首したということは、「何か人をあっといわせるような、意表外のことを……」 と、つねに考えている豹吉の心にかなったわけだった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
この思ひつきは意表外であつた。
— 新美南吉 『登つていつた少年』 青空文庫
此家の主人はかく云われて、全然意表外のことを聞かされ、へどもどするより外は無かった。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
わたくしの身体にぶつからぬだけの心遣いはしてあるものゝ、投げ出されるものがいつも意表外なものなのでわたくしは笑わずにはいられません。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたくしは、折角してやったのに生意気なと思って、少し怒りを含んで、「判ってるわ」と言いますと、わたくしの態度を、意表外に思ったものか池上は、機嫌をとる笑い方をして、「僕にだけ、して呉れるというのなら、こりゃまた別だがね」 と冗談のようにして言いました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
なお更住居には意表外の数寄を凝らした。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
露伴の初めて世間に発表した作は『都之花』の「露団々」であって、奇思|※湧する意表外の脚色が世間を驚かしたが、雄大なる詩想の群を挺んずるを認められたのは『風流仏』であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
作例 · 標準
詳細な計算根拠となる補助データについては、表外の注釈に小さく記載しております。
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検討の結果、この項目は予算枠を大幅に超えるため、今回は表外の扱いとして見送られた。
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「あれ、表外にこんな重要な条件が書いてある」と、彼は契約書の隅を指差した。
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標準
non-jōyō (kanji or reading)
作例 · 標準
この漢字は常用漢字表にはない表外字だが、歴史的な地名では今も頻繁に使われる。
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「林檎」の「檎」のように、表外の漢字を含む単語は公用文では平仮名で書くのが原則だ。
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明治時代の文学作品を読んでいると、難解な表外の読み方に出会うことが多く、辞書が手放せない。
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