幼少年
ようしょうねん
名詞
標準
文例 · 用例
この故郷のことが、自分の幼少年時代のことが、しきりに思い出される。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
そしてその手始めに、自分の幼少年時代の自叙伝的小説を書いて見ようかと思った。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
少なくとも、自分の幼少年時代のいっさいの腕白が、あらゆる権威に対する叛逆、本当の生の本能的生長のしるしであったことを、書き現して見たいと。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
一八八五年に行われたモロゾフ工場のストライキの結果、幼少年者の搾取の制限、婦人の夜業禁止、二週間目毎に賃銀を支払うこと、罰金はこれまでのように二十五パーセントとらず賃銀の五パーセントに止めるというような工場法めいたものがきめられたが、工場監督は工場内の「秩序を保つ」に役に立つ警部であった。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
幼少年の頃から夢のやうな思ひ出が私の頭の中で繰返された。
— 中沢臨川 『愛は、力は土より』 青空文庫
殊に幼少年時代の人間にとりては、遊ぶこと即ち生きることであるほどそれほど遊ぶことが重大な意義を持つてゐる。
— 相馬御風 『遊びの藝術』 青空文庫
されば玩具や人形は、単に無智なる幼少年の娯楽物に非ずして、考古学人類学の研究資料とも見るべきものである。
— 淡島寒月 『土俗玩具の話』 青空文庫
これほど余すところなく注意が行届いているのにこれほどの死亡が生ずるのは、幼少年の体質が蟄居と一日八時間の仕事に堪え得ないことの、明かな証拠である。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫