独り暮らし
ひとりぐらし
名詞
標準
文例 · 用例
独り暮らしであるにもかかわらず、盛んな食慾が彼女の退屈を忘れさせる。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
ぼくは、独り暮らしだ。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
もちろん、ひとり暮しをしてゐたわけではない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
広い家ではなかつたが、ひとり暮しには閑寂で、宿なしの私には珍しく気分が落着いてきた。
— 原民喜 『画集』 青空文庫
そのひとり暮しの全く孤独の彼には子供が無かつた。
— 原民喜 『火の子供』 青空文庫
ひどく困りそうだったら、或は戸台さんでも来て貰うかもしれず、それはあのひとがひとり暮しだからというわけなのですが、いずれ御相談いたしましてから。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
この近所には千葉で三年ばかり暮すことになった山田さんの奥さん[自注20]もいるし、河野さくらさん[自注21]が留守中のひとり暮しをして居ります。
— 一九三四年(昭和九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
こういうちょいとしたことで、永い年月の間にはひとり暮しの女の気張りが身につくのだ、と。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫