茶汲み
ちゃくみ
名詞
標準
serving tea
文例 · 用例
(茶汲み女として囃されても、そんな人気はひとしきり、妾の素性が知れようものなら、あべこべに爪はじきされるだろう。
— 国枝史郎 『一枚絵の女』 青空文庫
と、おきたが茶汲み女として、美貌と艶姿とで鳴らしているのを見た。
— 国枝史郎 『一枚絵の女』 青空文庫
茶汲み女ではありますが、どうしてどうして一枚絵にさえ出た、素晴らしい別嬪でございますよ。
— 国枝史郎 『銅銭会事変』 青空文庫
すると給料と同額ぐらいの稿料を貰うけれども、毎月というわけではなく、毎月にしたところで、合せて、お茶汲みの女給仕に及ばない金額であった。
— 坂口安吾 『遺恨』 青空文庫
私の仕事は、掃除と御茶汲みと新聞をとじたり郵便物を整理したりの雑用であり、おもに秘書の命令で働きまわった。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
それに引き換えあたしゃそこらに履き捨てた、切れた草鞋もおんなじような、水茶屋の茶汲み娘。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
あとの二つは盲目の小せんの「白銅」「とんちき」「お茶汲み」などと云ふ落語の安遊びの景色を目に描かせておもしろい。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
どうぞおしずかに……茶汲み婆さんの声に送られて、ふたりも、腰かけを離れた。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
作例 · 標準
来客があったので、母が急いで茶汲みの準備を始めた。
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昔の家では、子供がよく茶汲みの手伝いをしていたものだ。
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お茶を淹れるだけでなく、茶汲みにはおもてなしの心が込められている。
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