そんな中
そんななか
表現
標準
wherein
文例 · 用例
面啖つて、へどもどしながら、そんな中でも其でも、何の拍子だか、髮の長い工合と云ひ、股の締らないだらけた風が、朝鮮か支那の留學生か知ら。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
「まあさ、そんな中へ来やあがって、お剰に、空くのを待っていた、と云う口吻で、その上横柄だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
お雪はそんな中にも、極が悪かったと見え、ぼんやり顔をば赧らめまして、あわれ霜に悩む秋の葉は美しく、蒲団の傍へ坐りました。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
そんな中途半端だから、お姉さんも苦しみ、貴君も苦しむのよ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
そんな中で、たれだって、いやでもおごそかなきもちになるでしょう。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
お前ン処まで送ってやろうと、穿物を突懸けておいて、蹲んで背中を向けますとね、そんな中でも極のわるそうに淋しい顔をして、うじうじ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
何しろ、そんな中だもの、うまれたての嬰児が育てられるものか。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
誰がそんな中で五人七人|小児を産ませる、べらぼうがあるもんか。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい経済状況が続くそんな中、彼は新しい事業を立ち上げた。
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嵐が吹き荒れるそんな中、救助隊は懸命な捜索を続けた。
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期待と不安が入り混じるそんな中、新しい生活が始まった。
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