軽音
けいおん
名詞
標準
文例 · 用例
ミュージシャンか物書きか、なにかそうした仕事で食っていきたいと考えていた藤井は、大学の軽音楽部でバンドを組み、放送作家の見習いとしても働きはじめた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
二四〇〇円て計算か」 陳、広岡、峰岸、慶一の四人はブラバンの部員で、峰岸をのぞく三人は、四月から、寮長の鶴の一声で設立が決まった、軽音楽部に移ることになっている。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
これから練習だから、そうはいきません」「あなたたちがいっぺんに抜けちゃって、困っちゃったわ」 五人の打楽器セクションのうち四人が、今年から軽音楽部に移ったのだから、先生は一年生を相手に、またゼロからやりなおしだ。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
たった一回、パーを出したばかりに、昨夜からずっと、軽音の仲間に会うたびに「やあ、前座」「おい、前座」「なあ、前座」などと呼びかけられ、慶一は人生の不公平を骨身に徹して思い知らされた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
今夜の管理棟屋上は楽屋がわりだから、混乱を避けるためにという名目で、その立て札をおいたのだが、じっさいには、ここが特等席だから、それを軽音楽部で独占しようというのが、ほんとうのところだった。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
その途中にある、慶一が卒業するころに、軽音の部室として使われていた部屋のドアを引いてみる。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
アメリカの漫画の発達、ナンセンスな遊戯の趣味、軽音楽、サローヤンの軽い文学。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
ソヴェトの新しい軽音楽を開拓している諷刺的な流行歌(シャストシュカ)の歌手、「陽気な連中」の主役を演じたような歌い手も出ないはずである。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫