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気抜く

きぬく
動詞-五段-カ行
1
標準
to lose interest
文例 · 用例
「風流仏」、「一口剣」等に幽妙なる小天地想を嘔ひ、一種奇気抜く可らざる哲理を含みたる露伴の詩骨は徒らに「心機霊活の妖物」なる道也の影に痩せさらばひぬ。
北村透谷 「伽羅枕」及び「新葉末集」 青空文庫
暫らくして、両脚を踏ンばって、剣を引きぬくと、それは、くの字形に曲っていた。
黒島伝治 パルチザン・ウォルコフ 青空文庫
犬のむくろから矢をひきぬくと、自分の赤ん坊でもかかへこむやうにして、犬を持ち、主人の方に冷たい眼をちらつとむけて、いつてしまふのでした。
新美南吉 鳥右ヱ門諸国をめぐる 青空文庫
呼吸も、できぬくらいに、はっと一瞬おどろきの姿勢のままで、そのまま凝固し、定着してしまったのである。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
」来るだろうかという見出しで、また書きたてましたので、約束の日、私が田所さんたちといっしょに天王寺西門の鳥居の下へ行くと、おりから彼岸の中日のせいもあったが、鳥居の附近は黒山のような人だかりで、身動きもできぬくらいだった。
織田作之助 アド・バルーン 青空文庫
よく見よと雲に馬描く和子や我や、三つ児のたましひ、かくぞ生きぬく
北原白秋 夢殿 青空文庫
私のような者には、とても理解できぬくらいに貴い品性を有っていた人ではなかったろうかと思った。
太宰治 散華 青空文庫
小林多喜二的なものや芥川龍之介的なものが、発展的に批判されなければならないのは、もとより明かであるが、芸術の問題、インテリゲンツィアが今日の歴史をいかに生きぬくべきかという痛切な問題にふれて見た場合、どうしても、その批判なり反応なりが、どういうたちのものであるか、ということは考えないわけにゆかない。
――七日附本欄伊藤整氏への答として―― 数言の補足 青空文庫
作例 · 標準
この仕事、最初は熱心だったのに、最近どうも気を抜いているみたいだ。
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マラソンの後半で、一瞬気を抜いたらペースが落ちてしまった。
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あの子、すぐに気が抜けてしまうから、継続することが苦手なんだろうな。
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新しい趣味を始めたばかりなのに、もう気が抜けてきた。
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気抜く(きぬく) — 幻辞.com