自由労働者
じゆうろうどうしゃ
名詞
標準
casual laborer (labourer)
文例 · 用例
彼等はその殆んどが半自由労働者なので、どれも惨めな生活をしていた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
それに実質上は何んたって反自由労働者で、職場から離れている。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
会社は更に市内に溢れている失業労働者やすぐ眼の前で動物線以下の労働を強いられている半自由労働者――浜人足たちのことを、たゞそれッ切りのことゝして見てはいなかった。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
小樽や函館にいる自由労働者は、この俊寛達を敵よりもひどくにめつける。
— 小林多喜二 『北海道の「俊寛」』 青空文庫
若い弟が自由労働者として働いている間に、溝の中でつぶされて死ななければならなかった事情を彼等の皮膚の白さがかえはしなかった。
— ――アグネス・スメドレーとパァル・バック―― 『中国に於ける二人のアメリカ婦人』 青空文庫
ゴーリキイは彼の胸をムカムカさせる小市民と、善良な人々ではあるが貧と無恥、野蛮の中にとめられているヴォルガ河岸の家のない羊の塊りのような自由労働者の生活としか知らなかった。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
風のたよりでは、戻つて来た加野は、何を考へてか、一切のいままでの生活にそむいて、横浜で自由労働者になつてゐるとも聞いた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
そして自分の家に南千住あたりの自由労働者を大勢ひっぱってきて、集合をしたり、演説会をしたりして、官憲の圧迫に反抗しながら勇敢に宣伝を続けておりました。
— 伊藤野枝 『ある男の堕落』 青空文庫
作例 · 標準
建設現場では、多くの自由労働者(casual laborer)が日雇いで働いている。
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景気変動の影響を受けやすい自由労働者は、社会保障の面で不安定な立場に置かれがちだ。
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彼は、安定した職を求めて、自由労働者の仕事から正社員への転換を目指している。
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