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締まり屋

しまりや
名詞名詞-の形容詞
1
標準
thrifty person
文例 · 用例
その屋敷の中に、非常の締まり屋にて、金銭を貴ぶこと一方ならず、毎夜人の寝るころより夜明けまで必ず起きて、金庫の前に座し、その積もりし金をいちいち数えるのがなによりの楽しみにしているものがあって、夜半後にその当人の手にて数える音が、戸外に漏るるに至ったのであった。
井上円了 おばけの正体 青空文庫
その証拠には、兄さんは今度支店長になって月給も上り、それだけ懐にも余裕を生じた筈なのであるが、万事が大阪時代から見ると締まり屋になった。
上巻 細雪 青空文庫
もともと義兄は人を奢ることが好きな方ではあったが、近頃締まり屋になったと云っても、そんなところは昔と変らないのであろうか。
中巻 細雪 青空文庫
一、句調のたるむこと一概には言ひ尽されねど、普通に分りたる例を挙ぐれば虚字の多きものはたるみやすく、名詞の多き者はしまりやすし。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
この芝居をみていて深く感じたことは演劇のとりしまりや自粛がどんなに芸術の生命を活かすものでなければならないか、ということであった。
宮本百合子 “健全性”の難しさ 青空文庫
だから、しまりやの先代よりはずっと下の気受けがよく、雇人達は皆んなよく働いた。
池谷信三郎 忠僕 青空文庫
それが生活の或時期では健康さと芸術に対する野心から次の時期には単純であるが確信に満ちたガンばりからそして最近それは度々の鍛練によって引しまりやきがはいり、ばねはつよく正確になって、落付きしかも一層澄みとおったような爽やかさとなって来たのを○子は感じた。
宮本百合子 心持について 青空文庫
「この子は慾張りでしまりやだわ、」と兼子は云った。
豊島与志雄 子を奪う 青空文庫
作例 · 標準
近所で評判の締まり屋である彼女は、特売日のチラシチェックを毎朝欠かさない。
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「あの人は締まり屋すぎて、付き合いが悪いと思われてるんじゃないかな」と彼は心配した。
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締まり屋の夫と贅沢好きの妻では、お金の使い道をめぐって喧嘩が絶えない。
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