東京語
とうきょうご
名詞
標準
Tokyo dialect (esp. historical)
文例 · 用例
かように、言語を形づくる基本たる一つ一つの音の単位は、単語のように無数にあるものではなく、或る一定の時代または時期における或る言語(例えば現代の東京語とか、平安朝盛時の京都語など)においては或る限られた数しかないのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
例えば、東京語はシとスとの二つの音を区別するのに、東北方言では、これを同じ一つの音とし、その発音は東京のシにもスにも同じくない一種の特別の音である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
また東京語のカに当るのは、九州方言ではカとクヮとの二つの音韻であって、クヮの音は東京語には存在しない。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
そんな場合にも、このeとyeとを同じ文字で書いたことは、東京語における語頭のガ行音と語頭以外の鼻音のガ行音とを文字に書きわけないのによっても理解することが出来る。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
(十二) サ行音ザ行音は室町末期の標準的発音では、sashisusheso、zajizujezoであって、現今の東京語と大体同じであるが「セ」「ゼ」の音だけが違っている。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
しかし、これは、近畿から九州まで日本西部の音であって、関東ではその当時も今日の東京語と同じく「セ」「ゼ」をsezeと発音した。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
(六) ガ行音は、室町時代においては、多分、どんな位置においてもすべてgではじまる音であったろうが、今日の京都語(および東京語)においては、語頭以外には鼻音ngで初まる音すなわち※の音になっている。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
関東方言では室町時代からsezeであって、今日の東京語もそうである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は東京語のイントネーションが残っているとよく言われる。
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明治時代には、東京語が標準語の基礎とされた。
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東京語には、現代では使われなくなった古い言葉遣いも含まれている。
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