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二重顎

にじゅうあご異読 ふたえあご
名詞
1
標準
double chin
文例 · 用例
小柄な、くくれた二重顎の一重瞼の眼付から笑う口許まで、ひどく陶器人形じみた顔付の澄子は、何とうまくスワンソンの真似をすることだろう。
宮本百合子 茶色っぽい町 青空文庫
しかし、きょうの日本の便乗悪鬼は、鼻の下にチョビ髭をはやして外国語を話す紳士首相の姿をしていたり、さもなければ、でっぷり艷のいい二重顎にふとって、白いバラなどを胸にかざった党首としてあらわれたりしている。
宮本百合子 便乗の図絵 青空文庫
丁度、私が紐育の或大学寄宿舎に居た時日々顔を合わせたような、肥満した二重顎の婦人達ばかり、スカートをパッと拡げて居るのである。
宮本百合子 或日 青空文庫
顏はさうでもなかつたけれど、といつても、二重顎は一重になり、裸體になつた時など肋骨が蒼白い皮膚の上に層をなして浮んで見えた。
嘉村礒多 業苦 青空文庫
持ち場持ち場へ帰るがいい」足軽大将の居並んだ方へ、括れた二重顎を刳くって見せた。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
今夜は、温かい、黄金の雨が降るであろう――お悦の二重顎がぶるると顫えたが、早苗は、それを聴くと陰気そうな顔で黙ってしまった。
小栗虫太郎 地虫 青空文庫
高い段鼻、二重顎、巨大な出眼、酷薄らしい口、荒い頬髯を逆立てている。
国枝史郎 南蛮秘話森右近丸 青空文庫
あの人は、顔は幅広で二重顎、立派な長いパイプを手にして、煙草の煙を雲のように吐きだし、無駄口などたたかなかったものだ。
ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 リップ・ヴァン・ウィンクル 青空文庫
作例 · 標準
最近、食生活が乱れてきて、鏡を見たら二重顎になっていてショックを受けた。
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写真を撮る時、顔の角度に気をつけないと、すぐに二重顎が目立ってしまう。
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エステで顔のマッサージを受けたら、少し二重顎が解消された気がする。
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