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円ら

つぶら
形容動詞頻度ランク #41344 · 青空 38
1
標準
round and cute (esp. of eyes)
文例 · 用例
顔には桃の露を帯び、眉に柳の雫をかけて、しっとりと汗ばんだが、その時ずッと座を開けて、再び燈を蔽うて住った、夫人を見つつ恍惚と、目を円らかに瞻った、胸にぶらりと手帳の括に、鉛筆の色の紫を、太白の糸で結んで、時計のように掛けたのは、総六の娘お鶴。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
縞馬は相変らず硝子箱の外側に口を触れて、琥珀の眼を円らにしてゐる。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
濃霧はそそぐ……数の、見よ、人かげうごき、闌くる夜の恐怖か、痛きわななきにただかいさぐる手のさばき――霊の弾奏、盲目弾き、唖と聾者円ら眼に重なり覗く。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
四十一年六月  濁江の空腐れたる林檎の如き日のにほひ円らに、さあれ、光なく甘げに沈む晩春の濁重たき靄の内、ふと、カキ色の軽気球くだるけはひす。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
あはれ、見よ、いろいろのかがやきに濡れもしめりて円らにものぼりゆく大きなるひとつの珠よ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
ややありて、息吹のゆめもやはらかに、盲ひし空をうちあふぎ、管かたぶけて吹きいづる石鹸の玉の泡のいろひとつびとつに円らかに紅みてのぼる、これやかの若くいみじき血のにほひ。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
色…………音…………光…………四十一年八月大太皷の印象跳りいづ、赤き獣、    どんどん………とみかう見、円らに笑ひ、はた跳る。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
同じやうな冷たい顔がぢつと同じやうに此方を眺めてほろりほろりと円らな大きい眼の底から涙を流してゐる。
北原白秋 桐の花 青空文庫
作例 · 標準
その子犬は、つぶらな瞳でこちらを見つめ、心を和ませた。
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つぶらな黒い目が特徴のフクロウは、夜行性だ。
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彼女の描く動物の絵は、つぶらな目がとても可愛らしい。
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