明かり窓
あかりまど
名詞
標準
transom
文例 · 用例
廊下の東詰の流しの上の明かり窓から病院の動物小屋が見える。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
すると、およその見当に温泉の浴室があり、その建物の高い軒下には天井の周囲を帯状にめぐらす明かり窓があって浴室内の電燈の光に照らされたその窓が細長い水平な光の帯となって空中にかかっている。
— 寺田寅彦 『人魂の一つの場合』 青空文庫
一つの可能性は、上記の浴室の軒の明かり窓の光が一時消えていたのが突然ぱっと一時に明るくなったと仮定すると、その光の帯が暗がりになれていた人の横目には一方から一方に移動する光のように感ぜられたのではないかということである。
— 寺田寅彦 『人魂の一つの場合』 青空文庫
それ、船長が明かり窓を降りて来るのが聞こえるぞ。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
しかし、彼の力は足らず、集会室の明かり窓によろめき退って来て、そこに彼はあえぎ疲れて倚りかかってしまった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
その顔色は蒼白となったので、私はきっと彼が意識を失うものと思って、時を移さずに彼を伴って明かり窓を降りて、船室のソファの上にそのからだを横たえさせた。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
目は刃物のようだが、それを見ず顔だけに明かり窓の光を当てたら、喜んでいるとも受け取れる、といった具合だ。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
その影は消えて、僕のからだは廊下の明かり窓の手欄に支えられているのに気がついた時、初めて僕はぞっとして髪が逆立つと同時に、冷や汗が顔に流れるのを感じた。
— 上床 『世界怪談名作集』 青空文庫
作例 · 標準
健康的な食生活を心がけることが大事。
運動習慣は体の健康に直結する。
医学的な知見に基づいた治療を受ける。
健康診断の結果は良好だった。