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縦無

たてむ
名詞
1
標準
文例 · 用例
或人は放縦無頼社会の規律を顧みず自己の情欲を検束せぬのが天真であると考えておる。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
「しかも高時その者たるや、性|昏愚にして放縦無頼、酣飲を事として政を忘れ、闘犬、田楽にその日を過ごす。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
曰くイエスの徒弟どもは、極端に放縦無規律なるしれものである。
SPIRIT TEACHINGS 霊訓 青空文庫
その性行|放縦無頼なりし事より推察するに画工としてもまた頗る覇気ありしなるべし。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
ああ、春夏とほくすぎて兄は放縱無頼、酒狂して街にあざわらはれ、おんあい至上のおんちちははに裏切り、その財寶を盜むものである。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
そして尚且つ、君の習俗を超越した放縱無禮の野蠻に對し、芥川君のいかに禮節正しき人物であることだらう。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
私達が壓制から脱れると云ふ意味は假にも放縱無秩序の生活を送らうとするのでなく、私達の實際生活に必要である限り、聰明な批判商量を經た上で、あらゆる自制律――新道徳、新制度の類――を建設しようとするのです。
與謝野晶子 貞操は道徳以上に尊貴である 青空文庫