脇士
わきじ
名詞
標準
文例 · 用例
これを脇士と言います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
脇士に対して中央にある仏像は本尊です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
釈迦如来を本尊とする仏像の脇士は、左に文殊菩薩、右に普賢菩薩であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
平等の文殊と、差別の普賢を脇士に控えた中道真理の釈迦如来の仏像。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
阿弥陀仏と脇士の菩薩が皆|白檀で精巧な彫り物に現わされておいでになった。
— 鈴虫 『源氏物語』 青空文庫
その左右にある四人の脇士が詩書、硯、琵琶、琴の四種を捧げて立つてゐるのは、さすがに礼楽の国の神像であると思はれた。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
但中尊の相好は、金戒光明寺のよりも、粗朴であり、而も線の柔軟はあるが、脇士・梵天・帝釋・四天王等の配置が淨土曼陀羅風といへば謂へるが、後代風の感じを湛へてゐる。
— 釈迢空 『山越しの彌陀』 青空文庫
若し脇士を假りに消して想像すれば、更に美しい山容である。
— 釈迢空 『山越しの彌陀』 青空文庫