お成り
おなり
名詞
標準
going out (of a noble, shogun, royalty, etc.)
文例 · 用例
急にそんな事が面白くお成りになったの。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
何でも可いから妾の云うことを肯いて、素直にここの人にお成りよ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
」「お成りがあるさ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
――おとなにお成りなさいました……」 此ですもの、可懷さはどんなでせう。
— 泉鏡花 『雪靈記事』 青空文庫
「關さんは、今年三十五にお成りですか。
— 泉鏡花 『雪靈記事』 青空文庫
「それに殿様も、此の普請を御心配なされて、昨日、御微行でお成りになったから、今日は此処へ御検分にお成りになる。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
だって、この頃お酒は召し上るし、それに以前よりお帰りが幾らかずつ遅いし……それに、何だか私の眼にさえ、急に若々しくお成りになったように映るんですもの……いい加減、気になってしまうわ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
然し、いづれ独立あそばすので御坐いませう」「勿論です」「さうして、まづ何頃彼方と別にお成りあそばすお見込なのでございますの」「資本のやうなものが少しでも出来たらと思つてゐます」 満枝は忽ち声を斂めて、物思はしげに差俯き、莨盆の縁をば弄べるやうに煙管もて刻を打ちてゐたり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作例 · 標準
急にそんな事が面白くお成りになったの。