悪水
あくすい
名詞
標準
undrinkable water
文例 · 用例
」と、三斗の悪水は驀向から打澆けられた。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
どろりとした汚い悪水が、身動きもせず、ひしひしと家一ぱいに這入っている。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
「この水が実にひどい悪水でね。
— 徳田秋聲 『和解』 青空文庫
五月でなくっても悪水の注ぐ水で発生した牡蠣は往々中毒する。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
白根山の悪水は年々、濃度が高くなる。
— 佐藤垢石 『魔味洗心』 青空文庫
さらに、それから二、三里上流の西久保には万座川が、火山の悪水で流れを黄色に染めて吾妻川へ注ぎ込んでいるから、吾妻川は西久保から下流は全く生物の棲めない地獄の川となっている。
— 佐藤垢石 『魔味洗心』 青空文庫
それにてさへ、まゝ想はざる悪水悪天候に遭ひ、失敗すること少からず。
— 石井研堂 『研堂釣規』 青空文庫
私は昨日から非常な渇をおぼえ、どんな悪水でも一滴得られたらと、それこそ、渇くような思いで地上の清洌な流れを瞼に思い浮かべた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7