高聳
こうしょう
形容動詞
標準
文例 · 用例
東京市の大きい美しさは、フッド火山を有するポートランド市の如く、レイニーア火山を高聳させるシアトル市の如く、富士山を西の半空に、君臨させるところに存すると考えられる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
其間或は巨巖高聳、殆んど頭上に落ちんとするものあり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
マツ科の常緑喬木で巨幹を有し高聳する。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
此山は標高僅に千七百二十三米の低い山ではあるが、秩父奥山の主脈を離れて独立高聳しているので割合に眺望は開けている。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫
男体山は群山を離れて独立高聳しているので、奥白根より百米近くも低いに拘わらず、見た目には余程高く感ぜられるのみならず、形が美しいのでどうしても此方面に於ける王者の趣きを備えている。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫