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鉢物

はちもの
名詞
1
標準
food served in bowls
文例 · 用例
南向きの縁先一間半ばかりの細長い庭には棚を造り、翁の楽しみの鉢物が並べてある。
国木田独歩 二老人 青空文庫
」「余り希代だから、はてな、これは植木屋の荷じゃあなくッて、どこへか小屋がけをする飾につかう鉢物で、この爺は見世物の種かしらん、といやな香を手でおさえて見ていると、爺がな、クックックッといい出した。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
関東煮屋をやると聴いて種吉は、「海老でも烏賊でも天婦羅ならわいに任しとくなはれ」と手伝いの意を申し出でたが、柳吉は、「小鉢物はやりまっけど、天婦羅は出しまへん」と体裁よく断った。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
バーテンというよりは料理場といった方が似合うところで、柳吉はなまこの酢の物など附出しの小鉢物を作り、蝶子はしきりに茶屋風の愛嬌を振りまいた。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
」 愛吉は胸紐を巻込んで、懐に小さく畳んで持って来た、来歴のあるかの五ツ紋を取出して、卓子の上なる蘇鉄の鉢物の蔭に載せた、電燈の光はその葉を透して、涼しげに麦酒の硝子杯に映るのである。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
鉢物、盆石、水盤などが、霞形に壇に並んだ、広い庭。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
いろんな店なぞの出てゐる、場末らしい町筋を少しばかり行つて、或、貧しい草花の鉢物を乏しく並べた、黒ずんだやうな家と、活動のびらの下つた小さい床屋との間の狭い横町へ這入つてから、そこを左の方へ折れるまでの間は、汚ならしい長屋のやうな家ばかり並んだ、ごた/\したところであつた。
鈴木三重吉 桑の実 青空文庫
佐賀市はたしかに、食べ物飲み物は安い、酒は八銭、一合五勺買へば十分二合くれる、大バカモリうどんが五銭、カレーライス十銭、小鉢物五銭、それでも食へる。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
作例 · 標準
この店では、季節の野菜を使った鉢物が人気だ。
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豪華な鉢物が並ぶ宴席で、料理の美しさに目を奪われた。
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旅館の夕食は、手の込んだ鉢物から始まった。
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2
標準
potted plant
作例 · 標準
店先には色とりどりの鉢物が並べられ、道行く人の目を楽しませている。
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母は毎年、誕生日に新しい鉢物をプレゼントしてくれる。
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この部屋は、いくつかの鉢物を置くだけで雰囲気ががらりと変わる。
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