反り橋
そりはし異読 そりばし
名詞
標準
arched bridge
文例 · 用例
初七日落雁と黒き反り橋、 かの児こそ希ひしものを。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
誰も喰い物を与えなかったせいか、美しかった肉付きがスッカリ落ちこけて、骸骨のようになって仰臥していたが、死んだ赤子の片足を半分ばかり生み出したまま、苦悶しいしい絶息したらしく、両手の爪をボロ畳に掘り立てて、全身を反り橋のように硬直させていた。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
――あの行人坂とかいうきつい坂を下りたところの川の両側から畳み出した石の反り橋があるの、ありゃ珍らしい。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
二 のろひの卷見よ、龍宮の反り橋か、虹こそかかれ花やかに。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
そのために、鳥居とそのうしろの雄渾な反り橋の様式化に応じて、これらの人物は人物ながら、静的に、自身の動きを消されたものとして、衣紋さえ、こちらの群の人たちの写生風なのとは全然違った様式で統一している。
— 宮本百合子 『あられ笹』 青空文庫
」 反り橋の袂と神楽殿の前で、思わせぶりなポーズをしながら行きつ戻りつしていたが、三時近くまで、いちども声がかからない。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
私は屋根の一つある、一間きりの小さな家を占領しているが、張出縁から小さな反り橋がこれに通じ(図658)、灌木の叢が床と同じ高さまで生え繁っている。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
……ああいけねえ、どこかへ迷子にしちまった」 探し歩いたが見当らず、施餓鬼から裏の大きな蓮池をめぐり、石の反り橋を渡って来ると、こんどはほんとにお坊ッちゃんが、オシッコだと言い出した。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
日本庭園には、優美な曲線を描く反り橋が架けられていることが多い。
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その湖にかかる反り橋は、観光客の写真スポットとして人気だ。
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子供の頃、公園の反り橋の上でよく遊んだものだ。
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