粗玉
あらたま
名詞
標準
unpolished and uncut gem
文例 · 用例
――やあ、あらたまったな、なんだい。
— 吉行エイスケ 『職業婦人気質』 青空文庫
そして何か思い当ることでも有るらしく今まで少し心配そうな顔が急に爽々して満面の笑味を隠し得なかったか、ちょッとあらたまって、「実は少々貴姉に聞て見ることがあるのよ、」 と一段小声で言った。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
」 海野は太くあらたまりてさもものありげに問懸けたり。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
主人の言う事は、いつも嘘ばかりで、ちっともあてにならないけれど、でも此のあらたまった言葉一つは、固く信じようと思った。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
』お絹にも話あり、いそいそと中庭から上がれば叔父の顔色ただならず、お絹もあらたまって『叔父さんただいま、自宅からもよろしくと申しました。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
自分が慇懃にあいさつする言葉を打ち消して、『いやそうあらたまれては困る。
— 国木田独歩 『まぼろし』 青空文庫
」 それから、あらたまって謙遜りつつ言ったのである。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
」 伊沢はあらたまった口を利き、寒いから一つと言って猪口を差すので、銀子も素直に受け、一つ干して返した。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日粗玉について考えている。
粗玉という言葉は日本語で重要だ。
彼は粗玉の意味を理解している。
この文には粗玉が含まれている。