曝れる
される
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to weather (e.g. by long exposure to sun or rain)
文例 · 用例
そればかりでなく、ウッカリ赤軍の中で、そんなものをやっていると身分が曝れる虞れがありますからね。
— 夢野久作 『死後の恋』 青空文庫
こちらの不正が曝れると見込めば。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
ユダヤ人ちうのは日本の××のような奴どもで、舎利甲兵衛に黒穂を上げておきさえすれば、如何な前科があっても曝れる気遣いは無いという……つまり一種の禁厭じゃのう。
— 夢野久作 『骸骨の黒穂』 青空文庫
然し源助を生かして置いては奸計が曝れるので、「殺人鬼が潜入した」という騒ぎを利用し、自分の手で源助を殺したうえ、如何にも権六が殺害したように拵えたのである。
— 山本周五郎 『天狗岩の殺人魔』 青空文庫
その志明かなれば冬の夜を、われは嘆かず、人々の憔燥のみの悲しみや憧れに引廻される女等の鼻唄を、我が瑣細なる罰と感じそが、わが皮膚を刺すにまかす。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
おまけに牧野さんが酔ふと発しはじめるのなぞは、当人に自制力がないよりも、周囲が彼にとつてはあまりに不真面目に見える所から起るのであつたと考ふべき点もあるのであるから、さういふ定説が呑気に繰返されることは辛かつたのである。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
是等の作品が、一般に愛されるべくそれ程難解なものとは思へぬ。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
それに猶、諸君も嫌ひではない冗舌は、此処に十分に按配されてをり、直き直きに抽象語を以てしなければ、かの「意味がない」と云つて嘯く、平盤な心情の人達のためには、十分哲学的学術的な言葉も此処には見出されるのである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
作例 · 標準
海岸の岩は、長年の波風に曝れて滑らかになっていた。
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古い木の看板は、雨風に曝れて文字が読みづらくなっている。
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遺跡の石像は、何百年もの間、自然に曝れて朽ちかけている。
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