三筆
さんぴつ
名詞
標準
the three famous ancient calligraphers (Emperor Saga, Tachibana (no) Hayanari and Kooboo Daishi)
文例 · 用例
少年は矢張りむつつりしたまま、二三筆手入れをしてのち、黙つて写生帳を差出した。
— 坂口安吾 『傲慢な眼』 青空文庫
もし日本の新三筆を選定せよと依頼されるなら、漫然たる仮定ながら、一休・秀吉・良寛の三人を私は見立てるであろう。
— 北大路魯山人 『良寛の書』 青空文庫
三月に組織されたときの新撰組では芹沢が局長筆頭で、三名の局長中二名まで水戸派、第三筆頭が近藤になっている。
— 服部之総 『新撰組』 青空文庫
ところがそれではあまり地名が多過ぎるということを感じたのであるか、または他の理由であるか、普通は田や畑の三筆・五筆の一団に向って一つの地名があった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
これをさらに分割して小字と呼んでいた地方も多いが、その字なり小字なりの下に、なお二三筆の田や畠を一括してそれぞれの名があった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
二月十七日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 上落合より(国枝金三筆「麗日」の絵はがき)〕 二月十七日 日曜日。
— 一九三五年(昭和十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
十月一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(国枝金三筆「松林」の絵はがき)〕 十月一日の夜。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
六月二十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(佐伯祐三筆「貧しきカフェー」の絵はがき)〕 六月二十一日 栗林さんの受取りを、きょうさがしたのですが、どうもしまい忘れたらしくここぞと思うところになくて悲カンしています。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
日本の書道の歴史において、空海、嵯峨天皇、橘逸勢は三筆と称される。
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博物館では、三筆の直筆と伝えられる貴重な書物が展示されていた。
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彼は三筆の書風を研究し、自分の作品に取り入れようと試みた。
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