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茶掛け

ちゃがけ
名詞
1
標準
hanging scroll in a tea-ceremony room
文例 · 用例
床の間には、銀製の、西洋人形の立っている置時計があったし、掛軸は、重豪公の横文字の茶掛けであった。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
それから蕃山の手紙も、これは折紙つきだからだいじょうぶだ」茶掛けとでもいうのらしい蕃山の一幅は、革紐つきの時代のついた立派な桐箱にはいっていた。
葛西善蔵 贋物 青空文庫
さいしょは約束の年季が明けないのに、夜逃げ同様屋敷を脱け出したのが怪しからぬという言い掛りでしたが、近頃はお袖に預けた古筆の茶掛け一|軸と、彫三島の松の葉の香盒が紛失したから、それを返すかお袖を引渡すかという強談になりました。
駕籠の行方 銭形平次捕物控 青空文庫
(彼女はその場の僕に茶掛けを畫いてくれと言つてゐたし、彼女が歸つていつたあとで芥川は、君、頼むから畫いてやつてくれるなと言つてゐた。
芥川龍之介の囘想 二つの繪 青空文庫
芥川の枕もとに坐つてゐた□夫人はその日出來上つた茶室のことと茶掛けの畫のことを言つてゐた。
芥川龍之介の囘想 二つの繪 青空文庫
「へえー」栄二は他の三通をもひろげて見た、「おかしなもんだな、こいつはどっかで見たことのある字だぜ」 親方の芳兵衛か兄弟子の誰かが表具をした、茶掛けの横物によく似た字があった。
山本周五郎 さぶ 青空文庫
作例 · 標準
茶室に飾られた茶掛けが、空間に静けさをもたらす。
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季節に合わせて茶掛けを取り替えるのが、茶道の嗜みだ。
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友人の家で素晴らしい書が施された茶掛けを見た。
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