射干
しゃが異読 シャガ
名詞
標準
fringed iris (Iris japonica)
文例 · 用例
林や竹藪の中に屈まる射干、春蘭のような花すら美しき遠つ世を夢みている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
射干にも似、菖蒲にも似たる葉のさま、燕子花に似たる花のかたち、取り出でゝ云ふべきものにもあらねど、さて捨てがたき風情あり。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
脇へ出て見ると射干が一株ある。
— 長塚節 『炭燒のむすめ』 青空文庫
射干があつたとて不思議ではないが爺さんの説明が可笑しいのだ。
— 長塚節 『炭燒のむすめ』 青空文庫
射干のすぐ上である。
— 長塚節 『炭燒のむすめ』 青空文庫
射干が急に延び出して赤い花が目前に開くのを見る樣な心持である。
— 長塚節 『炭燒のむすめ』 青空文庫
暑中休暇の後であつたといふのは庭に射干の草叢があつたので記憶して居る。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
子供の時分垣根に簇生して居た射干の花を母が切つて佛壇へ供へるので射干の花が僕の腦髓に深く印象され且つ之を好むやうに成つたのであつた。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
作例 · 標準
庭の片隅に、紫色の斑点がある射干の花がひっそりと咲いている。
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射干は日陰でもよく育つので、家の裏庭に植えるのに適している。
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植物図鑑で、射干がアヤメ科の多年草であることを調べた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
射干 「射干」を「やかん」と読む場合 → ヒオウギ(檜扇)という植物の漢名(本来の用法)。または、ヒオウギの根の生薬名。 「射干」を「しゃが」と読む場合 → シャガという植物。 仏典の「射干」 → 野干。インドではジャッカルのことであったが、日本ではキツネのこととされた。
出典: 射干 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0