形神
けいしん
名詞
標準
文例 · 用例
先島の中には、まやの国といふ彼岸の聖地から、まやの神及びともまやと称する神が来るとしてゐるものもあつて、此は、蒲葵の簑笠を被つた異形神であります。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
こうなると一心不乱の形で、この臥竜梅の形神を、五彩の間に奪い去ろうとの熱心が見えないではありません。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
多くの山の神は、雄山、月山、大山などのように、山名が二字である場合は別とし、三字である場合には、赤城神、蓼科神、駒形神というように山の字を省いてある。
— 木暮理太郎 『峠』 青空文庫
富士山の浅間神、白山の白山比神、鶴見岳の火男神・火売神・陸中駒ヶ岳の駒形神、磐梯山の石椅神、月山の月山神、刈田岳の刈田嶺神等は、国史に散見する重なる神名を挙げたものに過ぎないのであるが、山の高低に拘らず其所在地に於ける顕著な山に鎮座する地方地方の神に至っては、全く数え切れない程に多いのである。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫
駒形神(従五位下) 陸奥国 文徳天皇仁寿元年九月正五位下。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫