粘剤
ねり
名詞頻度ランク #38297 · 青空 0 例
標準
mucilaginous material used to make washi
文例 · 用例
浪のうねりと白歯が見える。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
我等利根川の岸邊に立てば、さらさらと洋紙は水にすべり落ち、いろあかき魚のひとむれ、しねりつつ友が手に泳ぐを見たり。
— 萩原朔太郎 『利根川の岸邊より』 青空文庫
何ものにも捉はれない野蛮人めいた狂暴無智の感情の大浪と、そのうねりくねる所の狂的なリズム。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
三囲の稲荷堤上より拝し、腹まだ治まらねば団子かじる気もなく、ようやく百花園への道札見付けて堤を右へ下り、小溝に沿うてまがりくねりの道を行く半町ばかり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
引きちがえて入り来る西洋人のたけ低く顔のたけも著しく短きが赤き顔にこればかり立派なる鬚ひねりながら煙草を人力に買わせて向側のプラットフォームに腰をかけ煙草取り出して鬚をかい上ぐるなどあまり上等社会にもあらざるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
けげんな面持で頸をひねり、「氣のせゐかなあ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
その煙が澱んだ空気の中をくねりながら昇る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
前面には阜のような山が二つ、小隆起をしている、赤沢岳頂上の三角点も、大空を指さしている、谷は次第に高くなる、高くなると共に蹙まって来て、雪の蜿ねり方も、波のように烈しいが、嘉門次の語るところに依ると、雪の下は大小の石塊ばかりで、雪解けがしたら、却って歩きづらくて堪まらないということだ。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
作例 · 標準
和紙の製造には、良質な粘剤が不可欠だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
職人は、均一な紙を作るために粘剤の配合に細心の注意を払う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この地域の伝統的な和紙は、特定の植物から採れる粘剤を使って作られる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash