ささくれ
ささくれ
名詞
標準
fine split (e.g. in wood)
文例 · 用例
試しに杖をあげて見るとささくれまでがはっきりと写った。
— 梶井基次郎 『筧の話』 青空文庫
」「確です、(信女――)尤も、ささくれてはいましたが。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
紅梅は花が散ってしまっていて青青した葉をひろげ、百日紅は枝々の股からささくれのようなひょろひょろした若葉を生やしていた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
洋銀の皿しげる草むらをたづねつつなにをほしさに呼ばへるわれぞゆくゆく葉うらにささくれて指も眞紅にぬれぬれぬ。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
私もその方を見ると、靴の底の横の方が、ベタルのために軽くささくれ立っていた。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
靴底の横側が踏板の縁にこすれて軽くささくれ立っているのが、私にも見て取れた。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
薄濁った形のくずれたのが、狂うようにささくれだって、澄み切った青空のここかしこに屯していた。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
キリストを恋い恋うて、夜も昼もやみがたく、十字架を編み込んだ美しい帯を作って献げようと一心に、日課も何もそっちのけにして、指の先がささくれるまで編み針を動かした可憐な少女も、その幻想の中に現われ出た。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
木材にできたささくれで指を怪我しないように注意した。
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古い木のテーブルは、あちこちにささくれができていて危ない。
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丁寧に研磨された木製品には、ささくれ一つない。
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標準
hangnail
作例 · 標準
爪の周りにささくれができてしまい、気になって仕方ない。
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冬になると、乾燥で指先にささくれができやすくなる。
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ハンドクリームを塗って、指先のささくれを予防している。
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ウィキペディア
ささくれ、もしくはさかむけとは、人の特に手の爪の根元を覆う後爪郭の表皮が剥けた状態やその表皮、また木材や竹などが部分的に毛羽立った状態を指す。ささくれになることをささくれる、ささくれ立つと表現する。比喩として、心の荒んだ状態を「心がささくれ立つ」という。 以下では人の指にできるささくれについて述べる。
出典: ささくれ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0