麻姑
まこ異読 まご
名詞頻度ランク #36037 · 青空 2 例
標準
Ma Gu
文例 · 用例
まひる利根川のほとりを歩めば、二人歩めばしばなくつぐみ、つぐみの鳴くに感じたるわが友のしんじつは尚深けれども、いまもわが身の身うちよりもえいづる、永日の嘆きはいやさらにときがたし、まことに故郷の春はさびしく、ここらへて山際の雪消ゆるを見ず。
— 萩原朔太郎 『利根川の岸邊より』 青空文庫
楊林宮沢賢治エレキに魚をとるのみか鳥さへ犯すしれをのこ捕らでやまんと駐在の戸田巡査こそいかめしきまこと楊に磁の乗りて小鳥は鉄のたぐひかやひとむれさつと落ち入りてしらむ梢ぞあやしけれ
— 宮沢賢治 『楊林』 青空文庫
〔雲を濾し〕宮沢賢治雲を濾しまことあかるくなりし空かな子ら歓呼してことごとく走り出でしも宜なれや風のひのきはみだるるみだるゝ
— 宮沢賢治 『〔雲を濾し〕』 青空文庫
訃報を受取ることも、さう珍しいことでもないが、同年配の人の訃報を受取ることはまことに珍しい。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
今は却々さうでもないやうに見えるとしても、少しく時が経過してみれば、まこと嗤ふべきことに過ぎないであらう。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
文学に、親しんでゐるといふ、まことに文学者にとつて当然のことさへ出来てゐるならば、決して起らない筈の問題が、数々の問題の過半を占めてゐるといふやうなこともあるものであると、今更思ふ人も少くなくて欲しいことである。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
然しかうして今私は峠の途中に蹲んでゐて、まことにしみじみとした気持だし、それとなく此の世の、何といはうか哀愁が思ひ遣られもするのだ。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
まことにまことしやかな世間といふものが、自信を以て時に軽剽の罪を犯すのであつてみれば、それは、そのわけは此処にあるのである。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
作例 · 標準
中国の伝説にある麻姑という女神は、鳥の爪のように長い指を持っていたとされる。
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麻姑は「海が三度も桑畑に変わるのを見た」というほどの長寿の象徴でもある。
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麻姑の手をモチーフにした美しい彫刻が、古い中国風の庭園の門に飾られている。
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標準
backscratcher
作例 · 標準
自分の手が届かない背中の痒いところを、麻姑を使ってじっくりと掻く。
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祖父はいつもお気に入りの竹の麻姑を、居間の座布団のすぐ横に置いている。
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この麻姑はしなり具合がちょうど良く、痒いところにピンポイントで届く名品だ。
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