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兎馬

うさぎうま異読
名詞多音語
1
標準
donkey
文例 · 用例
青年には童がこの兎馬を愛ずるにも増して愛で慈しむたくましき犬あればにや。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
しかしそのほかにも画面の景色は、――雪の積った城楼の屋根だの、枯柳に繋いだ兎馬だの、辮髪を垂れた支那兵だのは、特に彼女を動かすべき理由も持っていたのだった。
芥川龍之介 奇怪な再会 青空文庫
漢代の功臣三国の良将の末裔いま赤兎馬に似たるに跨がり繍旗、金甲、燦として征く行く手の雲や厚く搏浪の水涯は嶮し自愛せよ、大刀の関勝関菩薩(関羽ノコト)の名に恥じぬ義あり勇ある今日の好漢人を殺すの兵略は、人を生かすの策に及ばぬこと 北京の天地は、そろそろ冬の荒涼を思わせ、遠山はすでに白い雪だった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
兎馬一 その日の戦いは、董卓の大敗に帰してしまった。
桃園の巻 三国志 青空文庫
呂布は、赤兎馬を一見すると、「これは稀代の逸駿だ」と驚嘆して、「こんな贈り物を受けても、おれはなにも酬いるものがないが」 と、陣中ながら酒宴をもうけて歓待に努める容子は、心の底からよろこんでいるふうだった。
桃園の巻 三国志 青空文庫
折角、君に贈った馬だが、赤兎馬のことは、足下の父がよく知っておるから、必ず君の手からとり上げてしまうだろう。
桃園の巻 三国志 青空文庫
これを」「赤兎馬もご自身の愛馬で、一城とも取換えられぬ――といっておられるほど秘蔵していた馬だが、ご辺の武勇を慕って、どうか上げてくれというお言葉じゃ」「ああ。
桃園の巻 三国志 青空文庫
兵はみな睡りに落ち、時おり、馴れぬ厩につながれた赤兎馬が、静寂を破って、蹄の音をさせているだけだった。
桃園の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
例句