汚穢屋
おわいや
名詞
標準
person who gathers night soil
文例 · 用例
それでも汚穢屋が来ると、「こっちの者は自分のしたチョウズまで銭を出して汲んで貰うんじゃ。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
」 汚穢屋の肥桶を見ても彼は田舎で畑へ肥桶をもって行っていたことを思い出しているのだった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
「いやな時に來るね、汚穢屋は。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
眼鏡をかけた汚穢屋、これは通りすがりの眼には笑つて見たくなるやうなものかも知れない。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
ある日の夕方、相沢の町通りで、市中からぞくぞく帰ってくる汚穢屋の馬力車の後ろにブラ下がって、ガラガラ揺られてゆく快感に興じていたことがある。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
このわるさは、どこの子もよくやる事なので、かねて汚穢屋も心がけていたのにちがいない。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫