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海鼠

なまこ異読 かいそ・こ・ナマコ
名詞頻度ランク #43504 · 青空 183
1
標準
sea cucumber (Holothuroidea spp.)
文例 · 用例
次第に喬木の森林に入った、白く光る朽木は、悪草の臭いや、饐えたような地衣の匂いの中に立ち腐れになっている、うっかり手が触れると、海鼠の肌のような滑らかで、悚然とさせる、毒蚋が、人々の肩から上を、空気のように離れずにめぐっている、誰も螫されない人はない、大樺池を直ぐ眼の下に見て、ひた下りに下る。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
その停止している所は、舌の先のようで、お正月の海鼠餅の格好だ。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
君の妻君のお腹から血みどろの海鼠綿みたいなものを切り出すんだぜ‥‥‥‥』『何、大丈夫だ‥‥‥』と、私はかさに掛かつて云ひ張つた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
が、血みどろの海鼠綿と云つた水島の詞は、押し隱してはゐたが、私を何とも云へない或る恐怖の中に投げ込んだ。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
そして、血みどろの海鼠綿が――と、動かないでも好い想像が變に調子づいて私の頭の中を動いて行くのだつた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
柳沢野焼けのなだらを雲はせて、  海鼠のにほひいちじるき。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
頭と胴と尾とばらばらになって海へ落ちて海鼠にでもなるだろうよ。
宮沢賢治 双子の星 青空文庫
見ると海鼠を裂いたような目も口もない者じゃが、動物には違いない。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
海鼠の見た目はグロテスクだが、三杯酢で和えたコリコリとした食感は酒の肴に最高だ。
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浅瀬の海底を覗くと、あちこちに黒くて細長い海鼠が横たわっているのが見えた。
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海鼠を干したものは高級食材として知られ、海外でも非常に高い値段で取引されている。
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