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言い付け

いいつけ
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 ジャネットに取ってもリサの言い付けで今日一日新吉について廻った使命の果ての結局の舞台が入用だった。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
二十四日の朝、わたくしは二階の自分の部屋で、今学期だけで要らなくなった教科書や雑記帳の整理をしながら、来年は十八という娘盛りの齢になり、春の四月にはいよ/\高女程度を卒業して研究科へ入ることなど考えていますと、母から呼ばれて、知り合いへ年末の歳暮の品を届けることを言い付けられました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
寮番の老いた妻は、わたくしのことを池上から言い付けられでもしてあるのか、わたくしの名を聞くと、すぐ「さっき知合いの方がお出でになって、ちょっと食事に連れて出かけられました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
度重なって尚いう事を聞かない男には雇男の腕節の強いのに言い付けて私刑を加えさした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
わたしは内弟子として師匠の飯の給仕や使い走りの暇をみて、師匠の言い付け通り、そこに在り合うお飯櫃のようなものに向い、それを客と見立てゝ、扇を片手におべんちゃらや軽口を稽古しながら眼に涙は絶えなかったことだけを聞いて置いて貰う。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
わしは生首を調達しようとするような若しそういう不心得ものも此のあたりにあらば、そちに留めて呉れいと、留め役を言い付けに来たのだ。
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
お民が直ぐに(お民は中将姫の生れ代りらしいの、おとなしくって親切だけど、いやに加奈子に言い付け口するの。
――二つの連作―― 青空文庫
やっぱり前の世にママ母に苛められたからでしょう)起きてって加奈子に言い付けます。
――二つの連作―― 青空文庫