羽釜
はがま
名詞
標準
broad-brimmed cooking pot for rice
文例 · 用例
大学校は、やっぱり大学校で、教授たちも、巡回視学官の私などが行ったからと云って、あんまり緊張をするでもなし、少し失敬ではありましたが、まあ私はがまんをしました。
— 宮沢賢治 『毒蛾』 青空文庫
あんまりすばらしいので、とうとう、イーダちゃんはがまんができなくなりました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『イーダちゃんのお花』 青空文庫
菊次さんも、米を踏んだのは自分だけではない、雲華寺の和尚さんが仲間であると思ふと、足の痛みも少しはがまんができました。
— 新美南吉 『百姓の足、坊さんの足』 青空文庫
普通五六十本の薪があれば、完全に焼けることになっているが、もう予定の薪は焚いてしまっても焼けないので、隠坊はがまんしきれなくなって、傍にあった漁師用の手鍵を執って死体の腹へ打ちこんだ。
— 田中貢太郎 『妖蛸』 青空文庫
すこしはがまんしなければね。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
加えて、書く際にはがまんできる巻紙環境を読む際もそのまま流用してきたことで、画面上で読むという行為はかなりつらいものになってきました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
手間をとらせると、おれはがまんしてもこっちの伝六あにいが許すめえぜ。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
廟の前にはがまのような形をした大きい石が蟠まっていて、その石の上に張訓の兜が載せてあった。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの羽釜で炊いたご飯は、お米の一粒一粒が立っていて格別の味わいだ。
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田舎の古民家には、土間に備え付けられた大きな羽釜が現役で残っていた。
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旅館の朝食で、目の前の小さな羽釜から立ち上る湯気と香りが食欲をそそる。
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