五斗米
ごとべい
名詞
標準
small salary
文例 · 用例
その後、天下の国士を以て任ずる玄洋社の連中は、普通の人民と同様に衣食のために駈廻らず、同時に五斗米に膝を屈しないために、自給自足の生活をすべく、豪傑知事|安場保和から福岡市の対岸に方る向い浜(今の西|戸崎附近)の松原の官林を貰って薪を作り、福岡地方に売却し始めた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
駱曜の緬匿法といふのは如何なるものであつたか考へ得ぬが、泰平道五斗米道は前述の如くであり、稍相似たところの有るものである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
泰平道は爆發して黄巾の賊となり、五斗米道も一時は五斗米賊と稱されたが、これは僻遠の地の漢中川蜀に起つたものなので、幸に撃滅されるのを免れ、後に其宗教的部分が長く/\存在して、力衰へたりと雖も今に猶龍虎山に其本據を有し、後漢末より連綿と續いて、或時代には天師と稱して靈威あるものとされてゐるのである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
この別部司馬張脩と五斗米道の張脩とは別人か異人か、甚だ不明である。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
五斗米道の張脩が張衡であるならば張魯は父を殺したことになる。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
張脩が張衡でなくて、そして張魯の父でも何でもない五斗米道のものならば、張脩と張魯との關係は何樣いふものであつたかも亦不明である。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そしてそれは張陵の家の傍系のもので、五斗米道中に勢力を有したものでゞも有つたのだらう、張魯はそれを殺して、自家に其衆を取入れたのでもあらう、と解釋して大なる過失は無からう。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
張魯は遂に漢中に據つて獨立し、五斗米道を以て實際的に一團を爲した謂はゞ一國のやうなものを建設した形になり、漢中巴蜀に雄視すること三十年に及んだ。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
若い頃は五斗米の生活だったが、それでも夢を追いかけていた。
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当時は五斗米で家族を養うのが大変だったと祖父が言っていた。
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彼は五斗米にもかかわらず、研究に情熱を注いだ。
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