第一陣
だいいちじん
名詞
標準
first wave (of troops, immigrants, etc.)
文例 · 用例
浅井方の第一陣、磯野丹波守は勇猛無双の大将だ。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
第一陣はこの宗茂、並びに弟高橋直正以下三千である。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
つまり、世界の勤労大衆の中からもり上って来る革命力ぶっ潰しの第一陣を日本の帝国主義が買って出ているのだから、勤労大衆の叫びを正しく反映し、一人より一人へと広くその叫びを国際的に伝える日本プロレタリア文化連盟の存在は彼等にとってどうしても邪魔です。
— 宮本百合子 『逆襲をもって私は戦います』 青空文庫
モリ南方高地からかけて、ズグナ・トルタ山、マッギオ山、カムポ山、アルメンテラ山を経て、コロー山にわたる伊軍第一陣地は、夕刻までに大半破壊されてしまった。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
それから第四項の社会政策のためにはすでに協調会というものが出来ているし、第五項の人口問題解決=生活安定は、ルンペンを第一陣第二陣と満州に移民させればよいし、国民は無論政治に信頼を置いているから之を「深め」さえすればよい(第六項)。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
大地をどよもすときの声とともに、第一陣は潮のように進軍をはじめた。
— 山本周五郎 『伝四郎兄妹』 青空文庫
暁かけて暴風雨はゆるんだ、夜あけのなかを堂々と進軍してゆく第一陣、つづいて第二陣、旗差物は万羽の海鳥のごとく、平原を圧してひるがえりひるがえりおしてゆく。
— 山本周五郎 『伝四郎兄妹』 青空文庫
いずれ、件の学者博士たちの造詣のほどに優り劣りはないとして、再建論者の第一陣、喜田博士の如きは、武者ぶり特に鮮かで、敵も味方も、一応は鳴りをしずめて耳を傾けざるを得ないほどの武者ぶりであるのです。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
災害派遣の第一陣として、自衛隊の先遣部隊が被災地へとヘリコプターで向かった。
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新製品の注文が殺到したため、第一陣の出荷分はわずか数分で完売してしまった。
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海外ボランティアの第一陣が現地に到着し、まずは現地のニーズ把握から活動を開始した。
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