千島列島
ちしまれっとう
名詞
標準
Kurile Islands
文例 · 用例
ロシアは五代綱吉時代にカムチャツカを収めたが、つひに我が千島列島を侵し、女帝エカテリナは日本語の研究をやらせてゐたといふくらゐだから、北海道を手に入れようと窺つてゐたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
コンパスや海図と睨めっくらしてたしかに、北千島列島を左にして、南々西に針路を向けているのだから、次の無人島を左手に眺望できなければならぬ。
— 寺島柾史 『怪奇人造島』 青空文庫
しかし、それは南樺太恵須取山の旧火口ではなく、カムチャッカ半島に接した千島列島の北端の島へ抜けているのです。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
そして鐵砲といふ新武器をもつてジンギスカンの後裔たちを征服したスラヴ族は、地球の北端まで東漸し、やがて千島列島に沿うて南下しつつあつたのである。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
しかもレザノフとしてみれば、十九世紀初頭以來露米會社獨占の北氷洋毛皮業は、向ふみずなヤンキーたちによつて急速に侵蝕されつつあつたし、千島列島を南下する植民政策も、却つて人口稠密な日本側からの移住者によつて壓倒されてゐた。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
翌年五月は千島列島を南下、エトロフ島に上陸して松前會所を襲撃して日本人五名を捕へた。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
勇敢なる船乘高田屋嘉兵衞が國後、擇捉間の航路を拓いた苦心は、海の日本の誇るべき語り草であるが、吃水の深い波の入らない異國の船は、嘉兵衞のやうに勇敢老練でなくともその一世紀もまへから赤道を横切り、太平洋を横斷し、北氷洋から千島列島を南下することも出來た。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
カムチヤツカの南にある千島列島だ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
作例 · 標準
「千島列島は、カムチャツカ半島から北海道まで弓状に連なる島々です。」
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「かつて千島列島には多くの日本人が住み、漁業などの営みがありました。」
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「冬の千島列島を襲う猛烈な低気圧は、時に甚大な被害をもたらすことがある。」
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ウィキペディア
千島列島(ちしまれっとう)は、北海道東端の根室海峡からカムチャツカ半島南端の千島海峡(占守海峡)までの間に連なる列島であり広義の日本列島。北東諸島ともいう。ロシア語ではクリル諸島 と呼ばれる。
出典: 千島列島 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0