粟おこし
あわおこし
名詞
標準
millet brittle
文例 · 用例
それは粟おこしを食った子供の口の辺に似ていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
――間もなく私は小学校へ行くかわりに、須崎町の粟おこし工場に、日給二十三銭で通った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
一カ月ばかり勤めていた粟おこし工場の二十三銭也にもさよならをすると、私は父が仕入れて来た、扇子や化粧品を鼠色の風呂敷に背負って、遠賀川を渡り隧道を越して、炭坑の社宅や坑夫小屋に行商して歩くようになった。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
粟おこし屋、安物雑貨、バナナと蜜柑としか無い果物屋、何処の三流都市よりも劣った安宿。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
大阪の小ツルは粟おこしだし、早苗は高松で瓦せんべいときまっていた。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
それで、おこしは、あわおこしがよろしゆおますか」 今度は、私のほうの目が、まんまるになってしまった。
— 畔柳二美 『おもしろい話』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日粟おこしについて考えている。
粟おこしという言葉は日本語で重要だ。
彼は粟おこしの意味を理解している。
この文には粟おこしが含まれている。