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焚火の間

たきびのま
名詞
1
標準
room with a sunken hearth
文例 · 用例
忠之は城内|焚火の間で、使の此答を聞いてゐたが、思ひ定めたらしい氣色で、兎に角栗山が邸へ押し懸けて往くから、一同用意せいと云ひ棄てゝ奥に入つた。
森鴎外 栗山大膳 青空文庫
だが陶器師は刀を抜かず、二つの焚火の間を通り、跡部大炊の屋敷の方へ、小路伝いに歩いて行った。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
そこで、当番御目付土屋長太郎、橋本|阿波守は勿論、大目付|河野豊前守も立ち合って、一まず手負いを、焚火の間へ舁ぎこんだ。
芥川龍之介 忠義 青空文庫
それがふと焚火の間の近くの厠の中を見ると、鬢の毛をかき乱した男が一人、影のように蹲っている。
芥川龍之介 忠義 青空文庫
――――――――――――――――――――――――― 細川越中守は、焚火の間で、息をひきとった。
芥川龍之介 忠義 青空文庫
「茶は焚火の間で飲め」千蔵はこう呶鳴った。
山本周五郎 評釈勘忍記 青空文庫
見ると廊下から焚火の間へかけて、組下の者たちの仰天したような顔が並んでいた。
山本周五郎 評釈勘忍記 青空文庫
作例 · 標準
合掌造りの民家には「焚火の間」があり、家中を暖めるための囲炉裏が据えられている。
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焚火の間で煙を燻らせることで、屋根の茅を虫から守り長持ちさせる効果がある。
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雪深い夜、家族全員が焚火の間に集まり、火を囲んで昔話に花を咲かせた。
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