自由画
じゆうが
名詞
標準
free drawing
文例 · 用例
その観念の確立に到達するまでは、何を書かうと児童の自由画といつたやうなものに過ぎぬ。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
(一九三五年二月「自由画稿」より)
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
この四、五月頃から父親が毎日絵を描いていたのが子供等に影響して、みんなが熱心な自由画家になってしまった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
何と云ってもいちばん多くの独創的な点をもっているのはいちばん小さい冬子の自由画であったが、その面白い点が一度認められ賞められるとそれがもう十八番になって、例えば富士山が出だすとそれがいかなる絵にでも必ず現われるのであった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
作家の、書簡、手帳の破片、それから、作家御十歳の折の文章、自由画。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
その上僕は、特に鯛ちやんばかりを誘ふと思はれるのを恥ぢてゐたから、やはりこれは金公を遠まはしに煽動して自由画の映画はつまらぬから止めようとでも云はうかなどゝ考へた。
— 牧野信一 『肉桂樹』 青空文庫
椿岳も児供の時から画才があって、十二、三歳の頃に描いた襖画が今でも川越の家に残ってるそうだが、どんな田舎の百姓家にしろ、襖画を描くというはヘマムシ入道や「へへののもへじ」の凸坊の自由画でなかった事は想像される。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
自発的教授法、自由画、自由作文、児童の芸術心を尊重するという童謡、童話劇、児童劇なぞが盛に流行した。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
作例 · 標準
美術の授業で、テーマを決めずに自由画を描く時間があった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
子供たちの自由画からは、豊かな想像力が感じられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この展覧会には、作者の感性がそのまま表れた自由画が展示されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite