奇怪千万
きかいせんばん異読 きっかいせんばん
名詞形容動詞
標準
very strange (mysterious, weird)
文例 · 用例
だがそうとすれば、一層以て不可解であり、奇怪千万な謎語である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
もし又、かれの申立てを真実とすれば、近ごろ奇怪千万の出来事で、西瓜が人間の生首に変るなどとは、どう考えても判断の付かないことではないか。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
どう考えても奇怪千万なこの西瓜を黙って置いて来るのは何だか気がかりである。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
さはさりながら奇怪千万にも馬十は、われを主人とは思ひ居らざるにやあらんずらん。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
「それでは夢であったのか、しかし、どうも夢でない、夢でないとすると……」 夢でないとすれば……奇怪千万である。
— 田中貢太郎 『切支丹転び』 青空文庫
「実に奇怪千万じゃ」 太郎左衛門は腕組をして考えた。
— 田中貢太郎 『切支丹転び』 青空文庫
「……奇怪千万でござる、奇怪……」と、老人はまだ何か云っている。
— 田中貢太郎 『女賊記』 青空文庫
くやしかったら、とっくりあごをなでて考えてごらんなさいまし……」 なるほど、不思議至極、奇怪千万な話です。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
あの村で起こった事件は、まさに奇怪千万としか言いようがない。
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彼の発言は、いつもながら奇怪千万で理解に苦しむ。
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森の奥で見つけた奇妙な図形は、奇怪千万なものだった。
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どうしてそんな奇怪千万な話を信じるんだい?
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