不随
ふずい
名詞
標準
paralysis
文例 · 用例
新しき男といふのは文学青年で、――尠くもその頃まで――本を読むと自分をその本の著者のやうに思ひ做す、かの智的不随児であつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
メーヌ・ドゥ・ビランは、生来の盲人に色彩の何たるかを説明すべき方法がないと同様に、生来の不随者として自発的動作をしたことのない者に努力の何たるかを言語をもって悟らしむる方法はないといっている{1}。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
不幸にして露西亜はレーニンの奇蹟的な偉業とアンナ・スラビナの半身不随によって、過去タレルキンの饒舌、私に遺伝してしまった。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
一足二足進み寄るのを見ると足も片方不随であるらしい。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
父はおぬいの十二の時に脊髄結核にかかって、しまいには半身|不随になったので、床にばかりついていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
一年半も半身不随になつて、どつと臥つたなりであつたから、小さな床屋の世帯としては、手にあまる重荷だつた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
湯を呑むにさえ、人の手かりたりしを、情なき一座の親方の、身の代取りて、その半不随の身を売りぬ。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
そこに客のあるときは別ですが、客の無いときは半身不随の老主人が寝椅子に横たわって眼をまじ/\さしているのを見かけます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼は事故の後遺症で、下半身不随になってしまった。
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長年の闘病の末、彼は手足が不随になるという困難に見舞われた。
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脳梗塞は、体の片側が不随になることがある病気だ。
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