貯
貯
名詞
標準
文例 · 用例
よし遂に大業を遂げたりとするも、其の業の成れる時既に父母は世に存せざるならば、父母に幸福を与えずして自己の幸福を貯えた事になる。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
固より資本と称する程の貯あるにあらず、人の好意と精神と勉強との三者をたよりの事業である。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
そして、過去に既に修得した技術や知識や、豊富に貯蓄された財産やによって、人生を心のままに享楽した後、多くの子孫を残して安楽に死ぬことが出来るのである。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
わけても貧しい女工の群が、日給の貯金通帳を手にしながら、窓口に列をつくつて押し合つてゐる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
さうして黄色い貯金帳から、むやみに小錢をひき出してる。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
同様にまた紀文大尽の成金は詩的であって、安田善兵衛の勤倹貯金はプロゼックだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
さうして黄色い貯金帳から、むやみに小銭をひき出してる。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
わけても貧しい女工の群が、日給の貯金通帳を手にしながら、窓口に列をつくつて押し合ってゐる。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫