岩戸
いわと
名詞頻度ランク #39752 · 青空 107 例
標準
rock door (to a cave)
文例 · 用例
記紀にはないが、天手力男命が、引き明けた岩戸を取って投げたのが、虚空はるかにけし飛んでそれが現在の戸隠山になったという話も、やはり火山爆発という現象を夢にも知らない人の国には到底成立しにくい説話である。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
旅順の要塞が陥落すると、日本の国内は、もったいないたとえだが、天の岩戸がひらいたように一段とまぶしいくらい明くなり、そのお正月の歌御会始の御製は、 富士の根ににほふ朝日も霞むまで としたつ空ののどかなるかな まさに日本は、この時、確実に露西亜を打破ったのだといってよい。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
あまの岩戸を開けるような恰好して、うむと力こめたら、硝子戸はがらがらがら大きな音たてて一間以上も滑走し、男爵は力あまって醜く泳いだ。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
夫婦岩、蓬莱岩、岩戸不動滝、垂釣潭、宝船、重ね岩、宝塔|等等等の名はまたあらずもがな、真の気魄はただに天崖より必逼する。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
天の岩戸の昔よりという意気組であります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
早く厩舎へ曳っ張っていって、脚へ重みがかからないように梁から吊って、そして岩戸をすぐ呼んで手当てをさせろ!
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
防戰の持場は赤間口、畝町、金出口、金出宿、宰府口、比惠の原、岩戸口、三瀬越、唐津口、生松原、船手と城内とに分けられた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
「神代巻」や『古事記』に、天照大神岩戸籠りの時、八百万の神、常世の長鳴鳥を聚め互いに長鳴せしめたと見ゆ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
昔話に出てくるような、大きな岩戸が洞窟の入り口にあった。
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悪者が岩戸を閉ざし、人々を困らせた。
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その洞窟は、厳重に岩戸で封じられていた。
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