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次中音

じちゅうおん
名詞
1
標準
tenor
文例 · 用例
声はいつもは豊かな次中音なのが最高音になり、発音が落ちついていてはっきりしていなかったら、まるで癇癪を起しているように聞えたろう。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
(――お前―は―ア御門―の―とび―ら―ア、朝―に―イわか―れ―てエ、晩に逢ふ――) 同じ様な花笠に新しい浴衣、淡紅色メリンスの襷を端長く背に結んだ其娘共の中に、一人、背の低い太つたのがあつて、高音中音の冴えた唄に際立つ次中音の調子を交へた、それが態と道化た手振をして踊る。
石川啄木 鳥影 青空文庫
――(――お前ーはーア御門ーのーとびーらーア、朝ーにーイわかーれーてエ、ー晩に逢ふ――) 同じ樣な花笠に新しい浴衣、淡紅色メリンスの襷を端長く背に結んだ其娘共の中に、一人、背の低い肥つたのがあつて、高音中音の冴えた唄に際立つ次中音の調子を交へた。
石川啄木 鳥影 青空文庫
彼の父は不聡明な、そしていつでも酒に酔っぱらっている次中音の歌唱者であった。
VIE DE BEETHOVEN ベートーヴェンの生涯 青空文庫
次中音の熱烈な喘ぐような歌。
VIE DE BEETHOVEN ベートーヴェンの生涯 青空文庫