読み出す
よみだす
動詞-五段-サ行
標準
to read out (e.g. data from a computer or process)
文例 · 用例
途中で話の緒口を忘れた余は、再びそれを取り上げて、矢鱈な区切から改めて読み出す勇気を鼓舞しにくかったので、つい夫限に打ち遣ったようなものの、腹のなかでは私かに作者の根気と精力に驚ろいていた。
— ――長塚節著『土』序―― 『『土』に就て』 青空文庫
本を読み出すと、秀麿は不思議に精神をそこに集注することが出来て、事業の圧迫を感ぜず、家庭の空気の緊張をも感ぜないでいる。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
」 延子は決して訝しがる様子もなく反つてその無頓着を嬉しがるやうに、「あなたは本を読み出すと夢中なのね、さつき電話の時もさうだつたんでせう。
— 牧野信一 『坂道の孤独参昧』 青空文庫
壺井が急にダンヌンチオなどを読み出すところも変だつた。
— 田山録弥 『或新年の小説評』 青空文庫
と繰返して再読み出す。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
再読終へて再読み出す。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
一度読み出すと、なかなか途中では止められなかった。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
書物を読み出すとすぐに眼が眩んで来る。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
作例 · 標準
データベースから必要な顧客情報を読み出し、レポートを作成した。
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センサーが計測した最新の温度データをコンピュータに読み出す作業が完了した。
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子供は図書館で借りた絵本を、楽しそうに声に出して読み出した。
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