軍足
ぐんそく
名詞
標準
soldier's socks
文例 · 用例
幼名勝千代、天文五年十六歳で将軍足利義晴より諱字を賜り、晴信と称した。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
二 双ヶ岡の庵へ突然にたずねて来て、徒然草の作者に文を書けと迫っている美しい女は、将軍足利尊氏の執事としてこのごろ都に威勢を揮っている高武蔵守師直の娘で、小坂部というかれが名は雲の上までもきこえていた。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
」 彼はその日の暮れるのを待って、将軍足利尊氏の館へ出仕した。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
稙宗は勇武絶倫の将であって、しばしば隣国と戦って大いに捷ち、将軍足利義稙より偏諱を賜うて稙宗と名乗り、奥州の探題となって東北を威服した人である。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
京畿地方を開教したビレラが将軍足利義輝に謁見して布教の免許を受けることができたのも、建仁寺の一禅僧の斡旋であつた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
これは今日の能楽の前身とも云ふべきもので、大和春日神社の御事を勤めてゐた猿楽四座のうち、観世家は特にその道の天才を生んだが、将軍足利義満の保護によつて内容形式ともに整つた芸術にまで成長したのである。
— 岸田國士 『演劇と政治』 青空文庫
その頃の京都は、既に無力となった将軍足利義輝や細川晴元と、下からのし上って来た三好長慶やその家臣松永久秀との間に、争奪を繰り返している場所であったが、一五五九年は両者の間に講和が成り立ち、将軍義輝や細川晴元が在京している時であった。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
三好党や篠原長房の擁立した将軍足利義栄は、阿波に逃れて死んだ。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
作例 · 標準
登山靴には、厚手で丈夫な軍足が一番しっくりくる。
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祖父は「軍足は一度履いたら普通の靴下には戻れん」と笑っていた。
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現場作業員の間では、吸汗性に優れた軍足が重宝されている。
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