白皮
はくひ
名詞
標準
文例 · 用例
なお登ると、俗にホワイト・バーク・パイン(白皮松)と呼ぶ喬木が出てくる、高さは二百尺位に達するのは珍らしくはない。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
寒子は白皮の手袋をはづして心の葬礼にふさはしい青色のタクシーを呼び止めてゐた。
— 林芙美子 『瑪瑙盤』 青空文庫
白皮に此も雪白のうさぎの毛を飾って、つまさきは、美くしいビーズで一寸した模様を置いてある。
— 宮本百合子 『無題(一)』 青空文庫
従来山人が実地に呼んでいるものに、シロビイタヤ(白皮イタヤ)、アカビイタヤ(赤皮イタヤ)、クロビイタヤ(黒皮イタヤ)の三つがあるが、これはみな Acer mono Maxim. 中の品である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
また興津だいにも種類があり、白皮と称されているのがある。
— 北大路魯山人 『甘鯛の姿焼き』 青空文庫
白皮とは普通のように皮が赤くなく、薄桃色とか、白いものをいうのであって、東京の魚河岸に行くと普通のたいの二倍、三倍の値がしている。
— 北大路魯山人 『甘鯛の姿焼き』 青空文庫
九州の白皮という甘だいは、関東には少ないが、九州から五島列島に行くと、そればかりのように多い。
— 北大路魯山人 『甘鯛の姿焼き』 青空文庫
また、白皮まぐろ、これは銚子、三陸方面に漁獲のあるもの。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫