母豚
ははぶた
名詞
標準
文例 · 用例
二匹の可愛らしい子豚は、口を尖らし、口笛をふき、手足をのばしたり、跳ねてみたりして、母豚の体のまはりを走つてゐました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
子豚もまた母豚にはおかまひなしに、『三匹産れたピー』『四匹産れたピー』『五匹産れたピー』『六匹産れたピー』 と、口笛をふいて、お母さん豚のお腹から、ぴよこ、ぴよこ飛び出し、四方八方へ駈けだしました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
母豚が青大将を、尻尾まで、喰べてしまふまでには、子豚が、ピー、ピー、何匹産れたか、この豚飼の男には、おぼえがない程、たくさんに産れました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫